中国の歌手で俳優ワン・イーボー（王一博/イボ）が、ファンの行き過ぎた行動を中国版ツイッターで非難した投稿が9日、注目トピックスのランキングで1位となり、ユーザーがファンに対して批判の声を上げている。

【その他の写真】

中韓混成の男性グループUNIQメンバーのワン・イーボーは昨年、ファンタジー時代劇ドラマ「陳情令」で人気沸騰。大ブレーク後のワン・イーボーについては、行き過ぎたファンの行動がたびたび話題になっていたが、9日夜にワン・イーボーが中国版ツイッターを通じ、ファンの常軌を逸した行動を訴え。この投稿が注目トピックスのランキングで1位となり、閲覧数はまたたく間に1億5000回を超えた。

「仕事が大変なのに、車内で仮眠を取ることもできないのか？」という言葉で始まるワン・イーボーの投稿には、行き過ぎた追っかけのファンを阻止しようと、スタッフが車の前に立って制止しているにもかかわらず、車を発進させる人がいることや、自身の移動車にGPS発信機がつけられていたこと、夜中にホテルのドアをノックする人が後を絶たないことなどが記されている。

ワン・イーボーの投稿に対し、身勝手な行動をするファンを非難する多くのコメントが寄せられ、「事務所が毅然とした態度を取り、警察に通報するしかない」「頭がおかしい人たちなので、何とか距離を置く方法を考えないと危ない」といった声が。さらには、「毎日をホラー映画の中に生きているようで気の毒だ」「心を病まないか気になる」と心配する声も上がっている。

「陳情令」でダブル主演し、同じく大ブレークを果たした歌手で俳優シャオ・ジャン（肖戦）も同様に、行き過ぎたファンの行動に悩まされており、移動で搭乗予定だった飛行機の便名がバレているだけでなく、勝手に予約キャンセルされていたことや、路上でいきなり体を触られたりすることを、過去に中国版ツイッターで訴えている。（Mathilda）