Record China 2013年12月15日(日) 16時59分
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12日、シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙は、今年アジアで最も話題になった人物に、日本の安倍晋三首相と中国の習近平国家主席を選んだ。
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2013年12月12日、シンガポール最大の英字新聞、ザ・ストレーツ・タイムズは、今年アジアで最も話題になった人物「アジアン・オブ・ザ・イヤー2013」に、日本の安倍晋三首相と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席を選出。この2人が東南アジアだけでなく、さらに広い地域に大きな影響を与えたと指摘した。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版サイトが伝えた。
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安倍晋三首相は、内閣総理大臣に再就任。平和時にもかかわらず最大の軍隊動員を発令し、台風被害に遭ったフィリピンへ災害支援のため自衛隊員を派遣した。今年5月には、ミャンマー支援のため、対日債務の解消を表明している。
習近平国家主席はインドネシアの国会で外国要人として初めて演説を行った。中国はアジア各国にとって、インフラ整備の重要なパートナーになっている。
ザ・ストレーツ・タイムズ紙の海外編集担当者は、「この2人はアジアに対し、非常に大きな責任を負っている」と指摘。「彼らの経済政策は自国に巨大な変化をもたらすだけでなく、アジアを良い方向に変えていくことができるだろう」と予想した。さらに「両者はその栄誉を分かち合うことが出来るが、どちらか一方が優位に立つことはない」という点を強調している。
同担当者は、「われわれの記事がこの2人の対話のきっかけになることを望む。電話の向こうの相手に『アジアン・オブ・ザ・イヤー、おめでとうございます』と言える、良いチャンスだ」と語った。(翻訳・編集/本郷)
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