今年67歳の白高山さん一家はここ数年、めでたいことがたくさん起きています。例えば、貧困脱却ための移転政策によって新しい住宅に住むようになり、白高山さんの30歳過ぎの息子・白利軍さんが結婚して今年、息子が生まれました。そして、一家が一番の喜びは11日に習近平総書記が山西省大同市雲州区西坪鎮坊城新村を視察した際に、白高山さんの家を訪れ、現地の伝統的な床（オンドル）に座って白さん一家と話し合ったことです。

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習総書記が我が家を訪問

　かつて、白高山さん一家は窯洞（現地の伝統的な住宅様式）に住んでいました。妻の焦鳳蘭さんは小児麻痺に罹って体が動かしにくい状態で、白高山さんとその息子は安定した職業もなく、経済状況は非常に悪いものでした。

△白高山さんの旧住居

　それから後に白高山さんは、貧困脱却の関連政策に恵まれ、2016年に貧困脱却のための移転政策によって新しい住宅（3部屋、面積71.5平米）を建てました。白さん一家は基本医療保険補助金と「136」医療保険政策の対象となりました。無料の傷害保険に加入したほかにも再び貧困状態に戻ることを防ぐ無料の保険に加入しています。

また、息子の白利軍さんは無料の技術訓練を受けて溶接の技術を学び、溶接の作業員となったことで収入も安定しています。2019年、白高山さん一家の収入は約3万元になりました。

△白高山さん一家の写真