北京市、スモッグ発生を憂慮し来年の旧正月は爆竹禁止になる可能性も―香港メディア

Record China    2013年12月16日(月) 23時47分

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13日、北京市では大気汚染がひどくなると予想される場合、来年の春節(旧正月)は爆竹を鳴らすことを禁じる可能性があるという。

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2013年12月13日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、北京市では大気汚染がひどくなると予想される場合、来年の春節(旧正月)は爆竹を鳴らすことを禁じる可能性があるという。14日付で環球時報が伝えた。

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北京市政府花火爆竹事務所は、春節期間中、北京市環境保護部が大気汚染の度合いについて、重度〜深刻汚染を示すオレンジ色〜赤色警報を出した場合、全市で爆竹や花火の使用を禁止すると発表した。

北京市民は携帯電話のショートメールなどを通じて警報を知ることができる。北京市公安局の于連偉(ユー・リエンウェイ)副総隊長は、市民に対し禁止令を順守するように説明した。

花火や爆竹には硫化物やその他有毒化学物質が含まれており、春節期間中にPM2.5の指数が跳ね上がる主な要素とみられている。北京市では、硫黄を含まず、煙の少ない「環境型花火」も試験的に販売する予定だが、価格は一般的なものに比べ若干高くなるという。

また、爆竹の販売は1月25日より開始するが、関連部門によれば、14年は爆竹の準備量を13年の75万箱から64万3000箱にまで減らす予定。北京市ではかつて13年間にわたり爆竹禁止令を敷いていたが、06年に解除されている。多くの中国人は、爆竹を鳴らすことは春節を祝うために不可欠なものだと考えている。(翻訳・編集/中原)

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