2020年5月13日、環球時報は、「世界最年長のゲーマー動画投稿YouTuber」としてギネス世界記録認定された日本人女性を紹介した。

記事は、ギネスワールドレコーズが11日に、「世界最年長のゲーマー動画投稿YouTuber」として90歳の日本人女性・森浜子さんを紹介したことを伝えた。そして、森さんが39年前に「子どもたちが楽しそうにゲームをしているのを見て、子どもだけにやらせていてはもったいない」と思いゲームをやり始めたところすっかりハマってしまい、現在でも1日7～8時間はゲームに興じているとした。

また、森さんの自宅内には大量のゲームカセットが保管されていること、近ごろはアクションゲームに熱中していることを紹介している。

紹介動画の中で年齢を感じさせないほどはつらつとした様子でインタビューに答える森さんを見た中国のネットユーザーは、「ものすごくカッコいい」「見よ、夢さえあればいつ始めたって遅いことはないのだ」「ハードコアゲーマーの健康長寿をお祈りします」「バイオハザード3やってるとか、本当にすごい」といった感想を残した。

また、「老けるというのは年齢によるものではなく、新しい物事への興味を失うことによるものなんだな。敏しょう性を保つという意味でも、そして今では若い人たちと交流できるという点でも、高齢者にこそゲームが適しているのかもしれない」「ゲームは認知症を防ぐアイテムだ」など、ゲームが健康長寿に寄与する点を指摘する声もある。

一方で、「毎日8時間ゲームをするのは褒められたことなのか。子どもならネット中毒、ゲーム中毒と言われる」と疑問を呈するユーザーも。これには「子どもは将来のためにやらないといけないことがある。高齢者とは状況が違う。病気もなく、趣味を持って幸せに過ごしているのだからいいじゃないか」との反論も見られた。（翻訳・編集/川尻）