習近平国家主席は15日夜、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領と電話会談を行いました。

　習主席はその中で、「新型コロナウイルスがアフリカで急速に拡大しているが、南アフリカ政府は大統領のリードのもとで一連の抑制措置を取り、積極的な効果を収めた。中国は引き続き南アフリカを断固として支持し、できる限りの援助をし、医療・衛生分野での協力を強化していきたい」と述べました。

　習主席はまた、「中国とアフリカは伝統的な友情を持ち、互いに信頼できる良き友、パートナー、兄弟でもある。中国とアフリカは今、過去のいかなる時期よりも、運命を共にし、団結して感染症と戦い、困難を共に克服することを必要としている」とした上で、「国際的な感染対策の取り組みにおける国連と世界保健機関（WHO）の役割を、中国・アフリカ双方は支持すべきだ。アフリカと共に、より緊密な運命共同体を構築したい」と語りました。

　これに対し、ラマポーザ大統領は、「中国からアフリカへの継続的な、貴重な援助と支持に感謝したい。中国は南アフリカとアフリカ諸国の良き友であり、困難に直面した際の信頼できるパートナーである。アフリカ連合とアフリカ諸国は、国連とWHOを断固として支持し、国際的な感染対策の取り組みにおいて積極的な役割を果たしていく」と述べました。（提供/CRI）