「南京大虐殺紀念館の建設に日本人が出資!?」ネットで論争に、館長は「まったくのデマ!」と否定―中国

Record China    2013年12月18日(水) 7時0分

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17日、人民網によると、先ごろ、インターネット上に「南京大虐殺紀念館は日本が出資して建設された」とのうわさが浮上した。これについて同紀念館の朱成山館長は、その事実をきっぱりと否定した。写真は南京大虐殺紀念館。

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2013年12月17日、人民網によると、先ごろ、インターネット上に「南京大虐殺紀念館は日本が出資して建設された」とのうわさが浮上した。これについて同紀念館の朱成山(ジュウ・チョンシャン)館長は、「紀念館建設のどの工程でも、日本人の出資は受けていない」と、その事実をきっぱりと否定した。

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最近、「中国版ツイッター」と呼ばれる微博(ウェイボー)上に、「南京大虐殺紀念館は日本が繰り返し建設を提案し、しかも自ら建設費を出資した」とのコメントが載せられた。このコメントは瞬く間に拡散され、あるネットユーザーは「これは本当なのか?責任者が説明してください」とコメントした。

実は、この議論は今年の初めにもなされていた。1月17日、朱館長は日本人の出資について、「これは全くのデマだ!紀念館建設の1、2期の工程は東南大学建築研究所所長で建築家の斉康(チー・カン)氏が設計した。3期の新館は華南理工大学建築研究院院長で、建築家の何鏡堂(ホー・ジンタン)氏が設計した。どの工程にも、日本人は出資していない」と述べた。

このほか、朱館長はウェイボー上でネットユーザーに対して「どの工程でも日本人の出資は受けていない。紀念館への小額の寄付については、館内の壁にその記録を記し公開している。日本人のものもあるが、額は大きくない」と返答している。(翻訳・編集/北田

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