若者の消費意欲が減退、日本人は「ケチ」、韓国人は「わが道を行く」―中国メディア

Record China    2020年5月19日(火) 7時40分

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16日、環球時報は、日本と韓国の「2000年以降生まれ」世代の消費意欲が減退しているとする記事を掲載した。

2020年5月16日、環球時報は、日本と韓国の「2000年以降生まれ」世代の消費意欲が減退しているとする記事を掲載した。

記事は、日本では今年昨年より3万人少ない約122万人が20歳の成人を迎えると紹介する一方で、「草食男子」「絶食男子」という言葉が生まれるように日本の若者の欲望は低下し、消費意欲も旺盛ではないとした。そして日本の人材派遣会社による統計では、すでに働いている20歳の平均年収が268万円で、平均預金額が184万円となっており、日本のメディアさえもが驚く状況だと伝えた。

そして、経済の急発展の恩恵を受けて豪快な消費意欲を見せる中国の同世代に比べると日本の若者は「明らかにケチだ」とし、その若者が「お金を使うより貯める方が好き」と答えると紹介している。

さらに、日本の消費社会研究者が、今の20歳前後の日本人についてリーマンショックや東日本大震災などを経験し、競争意識や物にあふれた生活に興味を持たなくなっており、人生において友人との付き合いやSNSを通じた自己肯定を重んじていると分析したことを伝えた。

また、韓国の若者の間ではシェアリングエコノミーが普及しており、古着ブームが起きていると紹介。その背景には、できるだけ少ないお金で実用的かつ良質な服を購入しようという考え方があるとした。また、コインや切手集めといった趣味を持ったり、伝統衣装を購入する若者が増えており、「周囲の目を気にせず、わが道を行こうとする若者が増えており、今後もこの現象は続く」との見方が出ていることを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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