中国人の7割以上「物が成功の証し」、発展途上国と先進国の価値観の差が顕著に―香港メディア

Record China    2013年12月18日(水) 12時28分

拡大

17日、参考消息網によれば、世界20カ国を対象にした調査で、中国人の71%は所有物で成功の度合いを比べているという。写真はブランド店。

(1 / 6 枚)

2013年12月17日、参考消息網によれば、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストのウェブサイトは米誌・アトランティックに掲載されたグローバル市場調査会社IPSOSの20カ国を対象にした調査結果を引用して、「中国人の71%は、所有している物によって、成功の度合いを他人と比べている」と報じた。

その他の写真

調査によれば、中国とインド、ブラジルの3カ国は現在最も注目される発展途上国だが、3カ国とも金銭面で成功を比較する傾向が顕著だということが明らかになった。一方、先進国では独国と日本、米国英国の4カ国で金銭や所有物によって成功を決定づけるという考え方が弱いという結果になり、発展途上国と先進国の間で価値観に隔たりが生じている。

米コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーが5年前に行った調査では、中国の消費者は世界最大の高級ブランド品購買層であり、世界全体の3分の1の消費を占めていることが明らかになったが、中国政府が官僚の汚職取り締まりや、公費の支出抑制を行っている現在も、中国人の高級品に対する欲求は依然として高い。

中国人は海外でブランド品を購入するのを好む傾向が強く、所持している高級品の3分の2は海外で購入されている。現在、中国人の高級品志向は、葬儀などの業界にまで及んでいるという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携