スイス留学時代を知る人物が明かす、金正恩氏は「暴力的」で「予測不能」―米メディア

Record China    2013年12月19日(木) 16時58分

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18日、北朝鮮の金正恩第1書記のスイス留学時代を知る人物たちは、正恩氏について一様に「危険で捉えようがなく、暴力傾向があり、自己評価が高い」と評しているという。写真はスイス。

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2013年12月18日、台湾の聯合新聞網によると、米国の前東アジア・太平洋担当国務次官補カート・キャンベル氏はCNNの取材に応じ、米国政府は北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がスイスに留学していた時代を知る人物たちに接触したと明かした。

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1998〜2000年のスイス留学時代、金正恩氏は北朝鮮大使館の運転士の息子という名目でスイスの寄宿学校に在籍していたとされ、当時15〜17歳だった。しかし、キャンベル氏は「スイスには7〜8年は滞在していた」とし、「正恩氏の人となりを知るため、彼を知るほぼ全ての人物に接触した」と話す。そして、それらの人物たちは金正恩氏について一様に「危険で捉えようがなく、暴力傾向があり、自己評価が高い」と評したことを明かした。

また、北朝鮮の実質的なナンバー2で自身の叔父である張成沢(チャン・ソンテク)氏を処刑したことについて、キャンベル氏は「張氏が粛清された経緯や原因はまったくわからない」とし、「政権内で何が起きているのかも、正恩氏が何を考えているのかもわからないが、彼の性格に関する認識が正しければ、その性格が核保有国を動かし、他の国々の脅威となり、北朝鮮国民2500万人の命を握っているということになる」と指摘した。

張成沢氏が処刑された後、韓国に亡命した北朝鮮人が極秘に得た情報によると、北朝鮮では「思想教育」を実施する頻度が増え、一般の人々に対しても祖国に忠誠を示す誓約書に署名させるなど、国民の間にはただただ恐怖がまん延しているという。(翻訳・編集/岡田)

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