Record China 2020年5月20日(水) 22時20分
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中国浙江省杭州市がこのほど発表した投資環境プロモーションビデオに、「Tokyo Tokyo」の2017年のコンセプトビデオ「Old meets New」と表現方法が似ているとの盗作疑惑が浮上している。
中国浙江省杭州市がこのほど発表した投資環境プロモーションビデオに、東京の魅力を国内外に発信する「Tokyo Tokyo」の2017年のコンセプトビデオ「Old meets New」と表現方法が似ているとの盗作疑惑が浮上している。
中国のニュースサイト、澎湃新聞の19日付報道によると、問題の動画「在杭州・見未来」は、杭州市投資促進局が市内の映像制作会社に委託したもの。動画では、画面を左右2分割し、唐代の「白堤」と1997年の「銭江三橋」、人間とロボットによる書道、伝統演劇の「越劇」と人工知能ロボットによるダンスなど、杭州の古今を対比させて表現している。
こうした表現方法が、東京の2017年のコンセプトビデオに似ていると、中国のインターネット上で疑惑が指摘された。
これについて、杭州市投資促進局は、澎湃新聞の取材に対し、「画面分割という表現手法は1902年までさかのぼることができる。近年では、2017年の東京のコンセプトビデオだけでなく、中国国内やドイツ、米国、英国などのCMやプロモーションビデオでも使用されている」と説明している。
一方、浙江省のビジュアルクリエイティビティ分野の専門家は、澎湃新聞の取材に、「杭州のプロモーションビデオは撮影、編集ともによくできているが、模倣や参考は少しやりすぎている」と語っているという。(翻訳・編集/柳川)
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