Record China 2020年5月20日(水) 19時0分
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昨年11月に亡くなった元KARAのク・ハラさんの遺産をめぐる争いが続く中で、ク・ハラさんの実兄が立法を請願した「ク・ハラ法」の国会通過が事実上、霧散したことが、中国でも注目されている。
中国のエンタメ系メディアの新浪娯楽が20日、韓国メディアの報道を引用して伝えたところによると、韓国の国会法制司法委員会は19日、法案審査のための小委員会を開き、「ク・ハラ法」を含む民法改正案5件について、相続制度全般についての研究が必要として「継続審査」の決定を下した。この審査が大韓民国第20代国会の最後の会だったため、法案は自動廃棄となる。
スポーツソウルによると、ク・ハラさんの実兄ク・ホイン氏は今年3月、「直系尊属や直系卑属であっても、扶養義務を著しく怠った場合には相続欠格事由に追加する」という内容の民法改正請願を提起。立法請願条件である10万人以上の同意を得たため発議された。
このような請願を申し立てたのは、ク・ハラさんが9歳の時に家出して20年間音信不通だった実母が、ク・ハラさんの死後に、故人所有の不動産売却代金を要求したことによるもの。
これについて、中国のSNS上では、「娘を捨てた母親が、娘の死後にのこのこ出てきて遺産を要求するなんて考えられない。兄が訴えるのも当然。成立してほしかった」「法案には少しの問題もないと思うのに、なぜ通過しなかったのか。とても残念」「お兄さんが不憫でならない」「韓国の立法手続きについては置いておくとしても、『扶養義務を著しく怠った父母もしくは子女による相続禁止』を法律で規定しても問題ないと思う」「こうした悲しみが少しでも減ることを願いたい」などのコメントに多くの共感が寄せられていた。(翻訳・編集/柳川)
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