恒業影業(HENGYE PICTURES)の最新の発表によると、日本映画としては、デジモンアドベンチャーシリーズ20周年記念作品『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(中国題:数碼宝貝)』や、今年2月に公開されるはずだったアニメ映画『海獣の子供(中国題:海獣之子)』、篠原涼子×広瀬すず主演による2018年の話題作『SUNNY 強い気持ち・強い愛(中国題:陽光姐妹淘)』、そして、河瀬直美監督と賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督が合同プロデュースし、中国の鵬飛(ポンフェイ)監督がメガホンを取った中日合作『再会の奈良(中国題:又見奈良)』が、中国大陸で順次一般公開される予定です。
『生きちゃった』
一方、2020年に日本で公開予定の新作『生きちゃった』も、中国での一般公開が検討されているとのこと。本作は、2019年6月に上海国際映画祭で発表されたプロジェクト「B2B(Back to Basics)A Love Supreme」=「原点回帰。至上の愛」の一環として制作されたもので、『舟を編む』『バンクーバーの朝日』『町田くんの世界』などで知られる石井裕也がメガホンを取り、男女3人のもつれた人間関係を描くものとなっています。主演には仲野太賀と若葉竜也が抜擢されたほか、AKB人気で中国でもファンの多い大島優子が出演しています。大島は初めて不倫妻の役に挑戦したことで注目を集めています。なお、本作の中国タイトルは『只能唱的心声』です。(ミン・イヒョウ 謙)
この記事のコメントを見る