Cfunジャパンは、中国最大のメッセンジャーアプリWeChatや、Zoomオンラインミーティング、YouTubeチャネルを利用して新発想のビジネスモデルを創出した。多数のユーザーがWeChatとZoomを活用したオンラインコミュニティに参加し、自主的に創作したコンテンツがYouTubeチャネルで配信される。

あるZoomのミーティングルームは、若い参加者たちの笑い声に溢れている。

彼らは、「会議」ではなく、ここで自分たちが企画した「遊び」をしているのだ。

新型コロナウイルスによる影響が、生活のあらゆる場面で出始めている。Cfunジャパンのチームは、それが新たな日常であり、「オンライン世界での新しい生き方を見極める機会」だと考えている。

彼らは中国のメッセンジャーアプリWeChatを活用して多数のコミュニティを作った。更に、コミュニティにいるメンバーたちが自主的にイベントを企画できる仕組み作りに励んでいた。イベントはZoomのオンラインミーティングの形で実施され、様子がすべて録画・録音される。

その後、イベントの動画が編集され、Cfunジャパンが所有しているYoutubeチャネル「Tokyo Online Gaming Academy」のコンテンツになる。もちろん、参加者全員の了承を事前に得る。

▼UGCの力で動画コンテンツを効率高く生産

ユーザーたちが自分で企画したイベントは、想像力が羽ばたく。例えば、事前に決めた役になりきって、漫画を見ながら一緒にアフレコをするイベントもある。最初の恥ずかしさと真面目さ、アフレコする時の楽しさ、初「対面」のユーザーが協力し合う瞬間は全て記録される。ありのまま、何かを楽しむ様子は、まさに今どきの人気動画のスタイル。

「UGCでYouTubeの動画コンテンツを作るのは、どこもやったことのない、斬新な試しだと思います。」プロジェクトの担当者であり、代表取締役のDennis Jiaが話した。

UGC（ユーザー作成コンテンツUser Generated Contents）は、快速で大量なコンテンツ創出が可能になる。「リアリティ」「親密感」「自分ゴト感」が感じられ、反応率が高いクリエイティブになることもある。

自己実現が原動力になる故に、ユーザーのモチベーションも高い。実証実験に関わらず、コミュニティがオンライン飲みの罰ゲームを募集するだけで、45種類を一瞬で集めることができた。

▼スポンサーもコミュニティの一員に

Cfunジャパンが考えているのは、動画メディアだけではない。

「早期段階でもビジネスと繋げたい。ブランドやスポンサーもイベントの企画者になれるし、参加することもできる。大きなプロモーションを実施したい場合は、アイドルなど影響力のある人も誘ったら、巨大の商業価値がそこに生まれるでしょう。」

次の実証実験では、中国の有名人を誘って、あるトピックについて語るセミナー式のイベントを行う予定となる。

彼らが作りたいのは、Cfunジャパン、コミュニティメンバー、動画視聴者、企業が参加するエコシステムである。

このエコシステムでは、誰でも、どんなスキルを持っていても、自分の価値をオンラインで実現することが可能になります。ユーザーにとって、自分のスキル・特性は独自の「タグ」になり、オンラインの世界で価値をもたらすことができます。それは私たちが目指したいことです。

「いままでアバターに過ぎないインターネットでの自分が、本当の自分になってほしい。オンラインの世界で自分らしく生きてほしい。」

会社名：Cfunジャパン株式会社

住所：東京都中央区銀座1丁目8-19キラリト銀座11階

連絡先：03-4500-8351

担当者名：Mali Ye

お問い合わせ先：[email protected]