2013年12月21日、韓国の朝鮮日報中国語版は、北朝鮮から脱出したピアニスト・金哲雄（キム・チョルウン）氏へのインタビュー記事を掲載した。

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金哲雄氏は8歳の時に、競争率670倍の難関校・平壌音楽大学に入学した天才ピアニストだ。父親が朝鮮労働党の幹部で、北朝鮮のロイヤルファミリーとの交流が深かった金哲雄氏は、金正日（キム・ジョンイル）氏の長男で現在行方不明の金正男（キム・ジョンナム）氏について、「子供の頃の遊び友達。性格は豪快で、遊び好き。指導者タイプではない。現在逃亡中だそうだが、彼を保護できるのは韓国だけだ」と語った。

同氏はさらに、処刑された北朝鮮のナンバー2・張成沢（チャン・ソンテク）氏について、「テレビで見るのと同じ。ハンサムではないがとても魅力的な人物。彼を知る人はみな、口をそろえて『上品で温厚な人だ』と話している。張成沢氏の兄・張成禹（チャン・ソンウ）氏も温厚な性格だった」と語った。

また、金哲雄氏はかつて張成禹氏の娘・張美莱と3年間交際。その後、別れを告げる間もなく脱北したことを、今でも申し訳なく思っているという。（翻訳・編集/本郷）