Record China 2020年7月9日(木) 10時40分
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8日、韓国・MBCによると、韓国の潘基文前国連事務総長が文在寅政権の対北朝鮮政策について「驚愕」「嘆かわしい」「焦って物乞いする態度」など厳しい言葉で批判した。写真は北朝鮮・平壌。
2020年7月8日、韓国・MBCによると、韓国の潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が文在寅(ムン・ジェイン)政権の対北朝鮮政策について「驚愕」「嘆かわしい」「焦って物乞いする態度」など厳しい言葉で批判した。
記事によると、潘氏は同日、韓国国会で行われたグローバル外交安全保障フォーラムの基調演説で、南北関係について「相互尊重と互恵の原則を守るべき」とした上で、「(韓国政府が)一方的に北朝鮮の立場を理解しようと擁護するような態度を取れば、北朝鮮に振り回され続ける状況にならざるを得ない」と指摘した。
また、南北終戦宣言については「北朝鮮が終戦宣言に向けて動くわけがなく、関心もないだろう」とし、「たとえ終戦宣言がなされても、全てを白紙に戻す北朝鮮の行動を考えると、大きな意味はない」との考えを示した。
その上で「短期間で対立を解消しようとすれば、韓国は徐々に難しい位置に行く」とし、「焦ってはならず、北朝鮮に物乞いするような態度を取ってはならない」と訴えたという。
これに韓国のネットユーザーからは「全く平和のためにならない発言」「民族が和解し、共に暮らしていくための努力がそんなに気に入らないの?」「物乞いと平和の違いが分からないようだ」「大統領選挙が近づいてきたからうずうずしているのか」「国連事務総長だった時は何もしなかったのに」など反論の声が上がっている。
一方で「100%共感」「その通り。短期間で結果を出そうとしないで」「現政権が卑屈なほど低姿勢で接するから北朝鮮の態度が大きくなっていく。そうする理由はないのに、なぜ金正恩(キム・ジョンウン委員長)に気に入られようとするのか」「国際社会は北朝鮮の非核化に向けて制裁を行っているのに、文大統領だけが夢を見ている」など賛同する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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