「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」の中国リメイク版が間もなく放送

人民網日本語版    2020年5月25日(月) 22時10分

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日本のラブコメディ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」の中国リメイク版「誰説我結不了婚」の放送が間もなく始まる。

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近年、都市で活躍する女性の恋愛や仕事、生活をテーマにしたドラマがたくさん放送されているが、日本のラブコメディ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」の中国リメイク版「誰説我結不了婚」の放送が間もなく始まる。俳優の潘粤明(パン・ユエミン)、女優の童瑶(トン・ヤオ)、陳数(チェン・シュー)らが主演の同ドラマでは、現在の独身女性が直面している恋愛や結婚をめぐる困惑した気持ち、悩みなどを表す「結婚は、人生において絶対に必要?」、「仕事をあきらめるほど結婚には価値がある?」、「我慢して待つしかないの?」などの質問が次々に投げかけられている。人民網が報じた。

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同ドラマでは、童瑶、陳数、女優の許芳■(■は金へんに衣、シュ・ファンイ)が個性的な3人の女性を演じている。童瑶が演じるのは34歳の脚本家・程▲(▲は王へんに路)、陳数が演じるのは程▲の親友であるやり手弁護士・田蕾、許芳■が演じるのは、同じく親友であるエステサロンの経営者・丁詩雅だ。3人は生活を楽しんでおり、結婚しない人生を選び、年を重ねるにつれて結婚のプレッシャーも大きくなっている周りの独身の人を見て、ほくそ笑んでいる。その後、潘粤明が演じる社会心理学教授の魏書が登場。3人の平穏な生活が、ちょっと変わった背景を持つ彼に乱されるようになり、結婚をめぐる激しい議論に巻き込まれていく。

小説家・水野敬也著作の「スパルタ婚活塾」を原案にした「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」(2016年)では、アラフォーで独身の美容皮膚科医が、超ドSの毒舌恋愛スペシャリスト男からスパルタ恋愛術を学ぶ物語だ。同ドラマが伝える概念は非常に明確で、女性は一体何のために結婚し、なぜ絶対に結婚しなくてはならないのか、最後にどんな選択をするのかなどが、その背後で問いかけている話題だ。「結婚しない」を名目にして結婚を催促するドラマがまた放送されると思っている人も多いかもしれないが、その結末は、同ドラマが決してそうではなく、一部の結婚適齢期を過ぎた若者の恋愛・結婚観をリアルに描いているということを物語っている。見る人によって見方が異なるため、同ドラマに対する理解も異なり、議論も巻き起こしており、コミュニティサイト・豆瓣のレビューは7.7ポイントとなっている。

「誰説我結不了婚」の物語の中心となっているのはやはり、自立した女性の「恋愛」というテーマであるものの、中国版では細かな部分がリニューアルされている。例えば、タイトルは、日本語に訳すと「誰が結婚できないなんて言った?」になっており、自立した女性の性格を際立たせている。原作は日本の事情に合わせて、「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」と、中国語タイトルと比べると、感情の表現の仕方が弱くなっている。また、大筋にも調整が加えられている。中国版は、心理学教授の観点から女性3人の恋愛事情を観察し、恋愛と仕事のバランスを保つことができるようサポートする。一方、原作は、女性自身の観点から、彼女たちがどのように恋愛と仕事のバランスを取っているのかを描写している。

「誰説我結不了婚」は、豪華キャストとなっており、潘粤明、童瑶、陳数の3人の実力派役者が共演していることから、放送開始前から、多くの人が期待を高めている。「白蛇伝」や「京華煙雲」(Moment in Peking」などの名作に出演し、さらに、ネットドラマ「白夜追凶(Day and Night)」、「鬼吹灯(candle in the tomb)」などでのパフォーマンスが話題となり、役者としての幅をさらに広げ、40代半ばで脂が乗っている潘粤明は演技力に定評があり、「誰説我結不了婚」でも必ず安定した演技を見せてくれると、みんなが安心感を抱いている。心理学教授・魏書は、品格がある中で、かわいい要素も満載で、その役どころはとても重要だ。加えて、程▲に、毒舌でスパルタ恋愛術を教えるその姿を通して、視聴者は必ずフレッシュな潘粤明を見ることができるだろう。(編集KN)

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