Record China 2020年5月26日(火) 15時0分
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25日、韓国・ニュース1によると、元慰安婦の李容洙さんが「30年間、理由も分からず団体の資金集めに利用されてきた。到底許すことはできない」と語った。写真は元慰安婦らが共同生活を送る施設「ナヌムの家」。
2020年5月25日、韓国・ニュース1によると、元慰安婦で人権運動家の李容洙(イ・ヨンス)さんが再度会見を開き、「30年間、理由も分からずに団体の資金集めに利用されてきた。到底、許すことはできない」と語った。
李さんは今月7日に会見を開き、元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の会計不正疑惑を提起し、前代表で共に市民党比例代表当選者の尹美香(ユン・ミヒャン)氏を批判していた。今回が2度目の会見となった。
李さんは、尹氏に対し怒りをあらわにし「何のために許しを請うのか」「だまして利用した。お金だけ持っていかれた」「よくあのような行動ができた」などと批判した。さらに「団体が元慰安婦を利用してきたことは到底、許すことができない」「罰を受けるべきだ」と強く述べたという。
会見は大邱(テグ)市で行われたが、尹氏のほか、同地域で慰安支援運動を行ってきた崔鳳泰(チェ・ボンテ)弁護士、金昌禄(キム・チャンロク)慶北大学教授らは出席しなかった。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「おばあさんを利用した連中には天罰が下るだろう」という声も上がっているものの、多くのコメントは「尹氏が過ちを犯したなら罰を受けて当然だが、この会見を見て『尹氏にも言い分があるのでは』と思った」「人権と名誉を回復し、国から毎月支援金をもらえるようになったのも、団体と尹氏のおかげでは?」「自分の思い通りにならないからと30年間活動を共にしてきた人をここまで非難するのか」「話の内容は『集めたお金が何に使われたか分からない』『利用されたと思っている』ぐらいだよね。団体の会計がおばあさんには分からなくて当然でしょうに」「30年一緒にいた人を裏切ったということのほうが衝撃だ」「団体がおばあさんたちを利用した?。彼らの努力をけなすなんて。今おばあさんがやっていることが、正しいことだとは思わない」など、李さん側に否定的な内容となっている。
その他、「こういう状況を一番喜ぶのは日本だぞ」というコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)
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