Record China 2020年5月27日(水) 6時20分
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2020年5月24日、韓国メディア・韓国経済は、現代自動車のプレミアムブランド「ジェネシス」が、米国でレクサスの脅威になっていると報じた。写真はレクサス。
2020年5月24日、韓国メディア・韓国経済は、現代自動車のプレミアムブランド「ジェネシス」が、米国でレクサスの脅威になっていると報じた。
現代自動車によると、ジェネシスは先月、韓国内で1万217台を販売し、2016年3月(6859台)の販売記録をはるかに上回った。新型コロナウイルス事態にもかかわらず、4月の販売実績(1万217台)は3月(6208台)より64.6%増加しており、1カ月の販売台数が今年1~3月期の販売台数(1万2394台)に匹敵するほどだという。
発売初月の今年1月に347台売れたクロスオーバーSUV「GV80」は生産・販売に弾みがつき、4月には4324台にまで売り上げを伸ばしている。ミッドサイズセダン「G80」も3月の617台から先月は4416台へと販売台数が急増。累積契約台数もそれぞれ3万台を上回っているという。
記事は、ジェネシスが世界のプレミアムブランドとして定着するには「高級車市場の激戦地である米国市場にかかっている」と指摘する。米国はピックアップトラックを含めたSUV販売の割合が70%に達するという。
そのため今年下半期の現地発売を控えているGV80が成功するかどうかに関心が集まっており、現時点における初期反応は良好。GV80の事前契約台数は4カ月で1万台を超えるなど、ライバル車種、BMW「X5」の今年1~3月期の販売台数(1万638台)と同水準だという。
ジェネシスの北米担当最高経営者(CEO)マーク・デル・ロッソ氏は今月初め、米自動車専門メディア・オートモーティブニュースとのインタビューで「GV80は9400台、G80は900台以上の事前契約実績を記録した。GV80は需要が供給を上回る可能性もある」と述べ、米経済誌フォーチュン(Fortune)も「老朽化したSUVモデルのため日本レクサスの不振が続く中、ジェネシスがその代わりを務めている」とGV80に期待を示したという。
これを受け、韓国のネット上では「十分脅威になるだろう。国内では8000万ウォンもする車を(米国では)6000万ウォンで売るのだから。少しでも壊れたら新車に変えてくれるらしいし、もし自分も米国在住だったらG80を買う」「電子装置の詰まり現象やハンドルロック現象、エンジンの振動現象などのことは書かないの?」「欠陥についてはどうするの?」など皮肉交じりの声が上がっている。
また「デザインの有効期間は4年ってとこかな」「車の質は劣ってるけど、マーケティングは上手だよね。韓国ではメディアプレイでマーケティングが通じるけど、米国では難しいだろう」「韓国ではレンタカーや法人車としての需要が多い。北米ではライバル社より価格を落としてるから売れてるようなもの。レクサスに追いつくのは不可能。まずはホンダや日産を倒そう」など厳しい意見が多く寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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