文大統領、コロナ支援金の効果に「胸が熱くなった」=韓国ネット「大げさ」

Record China    2020年5月27日(水) 22時20分

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26日、韓国・イーデイリーは、政府が新型コロナウイルス対策として給付している緊急支援金について、文在寅大統領が「大きな慰労と応援になっていることは大変喜ばしい」と述べたと伝えた。写真は韓国ウォン。

2020年5月26日、韓国・イーデイリーは、韓国政府が新型コロナウイルス対策として給付している緊急支援金について、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「史上初めて政府が国民に支援した緊急支援金が、大きな慰労と応援になっていることは大変喜ばしい」と述べたと伝えた。

韓国では「国民生活の安定と経済回復支援」を目的として、今月4日から全世帯を対象に支援金を給付している。金額は1人世帯40万ウォン(約3万5000円)から4人以上世帯で100万ウォンなどで、現金、商品券、クレジットカードへの入金などの形が取られている。

記事によると、文大統領は同日の閣議で「支援金で牛肉や眼鏡を買ったという報道も目にしている。韓牛(韓国在来種の牛)やサムギョプサルの売り上げが急増したと聞く。財布のひもを締めていた国民の思いに、胸が熱くなった」「支援金が人々の心を温めているようで、かいがあったと感じている」と述べたという。

また、支援金が消費につながったことで商店も活性化しているとして「支援金の目的の一つだった消費浮揚の効果が現実のものになっている」と評価。「国民が経済のためにと積極的に支援金を消費してくださったおかげ」だとも述べたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「貧乏人が自分のおかげで牛肉を買って喜んでいるのを見て満足だ、ってこと?」「国民が牛肉を買っただけで大げさだな」「庶民派のふりをしているが、自宅には高級アームチェアがあるし、息子はニューヨークに留学中だよ。われわれのような庶民が牛肉を買っているのが、かわいらしく見えるんだろうね」「(支援金を)全額使い終わったら?。また借金でもしろと?」「もう1回、給付してくれるんだよね?」など冷ややかな声が多く寄せられている。

一方で、「大統領のおかげです。不満がある人は(支援金を使わずに)寄付でもしたら?」「気分良く使ったよ」「うちも家族で久しぶりに牛肉を食べたし、うれしいよ。何が問題なの?」などのコメントも多数上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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