習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は、26日午後開かれた第13期全人代第3回会議解放軍と武装警察部隊代表団全体会議で、「新型コロナウイルスの予防・抑制の常態化を背景に、軍隊の各事業を着実に推し進め、国防と軍隊建設における2020年目標の任務や、党と人民から与えられた任務を断固として遂行しなくてはならない」と強調しました。

　習主席は「今年は、わが軍建設の第13期五ヵ年計画の最後の年だ。非常措置を講じて、新型コロナウイルスによる影響を乗り越えると同時に、2020年目標の任務達成や戦略力のステップアップに全力をあげる必要がある。また、次期の軍建設五ヵ年計画の編成において、国家発展の大局との協調を重んじることや、戦略面の一体化を保つことなどを通じて、計画の質を確保する必要がある。さらに、軍費においては、厳格な管理と使用を通じて、効果の最大化を図っていく」と述べました。

　このほか、軍に対して、地方政府が進めている貧困脱却の最終段階における取り組みや社会全体の安定を維持する事業への支持を求めました。（提供/CRI）