中国大都市での「外国人の生活コスト」がNYを上回る―中国メディア

Record China    2013年12月24日(火) 20時24分

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23日、外国の調査会社が今月初めに発表した報告によると、中国の大都市である北京市、上海市、広州市、深セン市での外国籍住民の基本的な生活コストは世界40位以内に入り、米ニューヨークを上回った。

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2013年12月23日、外国の調査会社が今月初めに発表した報告によると、中国の大都市である北京市、上海市、広州市、深セン市での外国籍住民の基本的な生活コストは世界40位以内に入り、米ニューヨークを上回った。新華社が伝えた。

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■大都市がニューヨークを上回る

世界440都市を対象に、消費財価格その他サービス費を基準に算出した同調査では、ベネズエラの首都カラカス、アンゴラの首都ルアンダ、ノルウェーの首都オスロが上位3位に入った。アジアで最上位は東京で、世界10位だった。

中国の首都、北京市の生活コストは世界15位、上海市は18位となった。中国本土では他に広州市が38位、深セン市が40位となった。香港は28位だった。米ニューヨークは50位となった。

■北京市と上海市はミルクが高価

外国の調査会社は今年3月と9月に各都市の物価を調査し、報告をまとめた。映画のチケット、ファストフード、卵、バナナ、ミルク、ガソリンなど基本的な生活用品が対象だ。調査結果によると、中国本土の大都市ではミルクとパンの価格が他のアジアの大都市を上回った。ミルク1リットルの価格は北京市では4.17ドル、上海市では4.35ドル。一方、東京では2.62ドル、シンガポールでは2.67ドルに過ぎなかった。

だが報告は家賃、水道代、電気代、ガス代、自動車購入費、学費などを計算に入れていない。都市住民の日常支出で実際に大きな割合を占めるのはこれらだ。

■元高が順位を押し上げた

報告は中国の都市が生活コストランキングで順位を上げた理由の1つとして、元高を挙げた。各都市の物価は米ドルに換算して比較するため、日本の都市が円安で順位を下げたのに対し、中国の都市は元高のために順位が押し上げられた。家賃などを計算に入れなかったことも、中国の都市が順位を上げた理由だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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