カラオケ、著作権使用料の徴収を開始―遼寧省

Record China    2007年5月19日(土) 12時34分

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2007年5月19日より遼寧省ではカラオケの著作権使用料の徴収が始まる。1部屋につき1日12元(約180円)と決まり、1年分の使用料を一括先払いすると申請した場合は減額される。資料写真。

2007年5月19日より、遼寧省ではカラオケの著作権使用料の徴収が始まった。1部屋につき1日あたり12元(約180円)を徴収する。この額は国家版権局が定める徴収基準の上限にあわせたものだが、決定まで半年近くもめにもめ、このほどようやく結論が出された。

徴収には2か月の暫定期間を設け、1年分の使用料を一括先払いすると申請したカラオケ店オーナーには1部屋あたり8元(約120円)の優遇措置を取る。すでに瀋陽市内では4軒の申請があったという。

瀋陽市内だけでもカラオケ店が900軒近くあるといわれ、版権管理当局と経営者側で長らく折衝が続けられてきた。同省では庶民の消費動向や娯楽単価などを考慮し、最終的な金額を決定した。表向き、この額は直接消費者から徴収してはならないとしているが、カラオケ料金の実質値上げは容認するとみられている。

すでに実施されている他地域の一括優遇料金は、北京・西安が同じ8元(約120円)、広州は最も高く10.5元(約158円)となっている。(翻訳編集・WF)

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