スモッグと無縁の東京、「世界5大健康都市」のひとつに―英メディア

Record China    2013年12月27日(金) 8時0分

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26日、「世界健康都市」は環境分野での誉れのみならず、全市民健康サービス、大規模交通網・物流、そして持続的緑化の尽力のいずれにおいても手本となる街だ。

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2013年12月26日、「世界健康都市」は環境分野での誉れのみならず、全市民健康サービス、大規模交通網・物流、そして持続的緑化の尽力のいずれにおいても手本となる街だ。BBCはこのほど、「ガーディアン」「エコノミスト」が選んだ「世界5大健康都市」をもとに、5大都市の健康的活力、マイホーム購入について詳細に報じた。環球網が伝えた。

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▼東京

グローバルな大都市・東京は、緻密に張り巡らされた東京メトロが1日平均644万人の乗客を運び、その効率は世界一と称される。また他のアジア諸国・地域に比べ、東京の温室効果ガス排出総量は低い。世界銀行のある統計では、都民1人当たりの二酸化炭素排出量はわずか4.89トン、しかし北京市は実に10.8トンだ。2011年の福島での放射能漏れ事故も、温室効果ガス排出に大きな変化を与えなかった。

東京は英紙「ガーディアン」から「世界第2の健康都市」と讃えられた。平均寿命84.19歳は世界最高水準。これは主に都庁の公共衛生行政が奏功したためだ。また日本社会には根強い家庭団らんの考えがあるほか、健康に注意を払い、新鮮さを重視する日本の伝統的飲食習慣も挙げられる。日本は1961年に早くも国民皆保険を実現、同時に幼児死亡率、伝染病の急速なまん延率が大幅に低下した。

▼パース

英国の週刊新聞「エコノミスト」の「2013年快適な都市ランキング」で、パースはオーストラリアで女性が最も快適に生活できる街と讃えられた。その評価基準は、社会安定、医療保険、教育、インフラ整備、文化、環境。メディアによると、パースは飲食面・心理的な健康、生活満足度、さらに医薬衛生分野でいずれも成果を上げている。

シンガポール

CIA「ザ・ワールド・ファクトブック」によると、シンガポールの平均寿命は世界4位だが、出生率は世界で最も低い。同時に高効率な医療サービス、公共健康サービス行政が、国民の8割を保障している。シンガポールは世界で最も清潔な都市のひとつと称され、交通渋滞、交通公害に対する政府の力強い政策のたまもの。またシンガポールの地下鉄は大規模に完備され、1日平均200万人を輸送している。これらのデータはすべて、「ガーデンシティ」がまさしく名実ともに備わっていることを示す。

▼コペンハーゲン

過去10年間、デンマークの首都コペンハーゲンは独特の自転車文化、二酸化炭素排出における成果の結果、世界健康都市ランキングの常連となった。2015年までに初のカーボン・オフセット都市実現を目指すため、コペンハーゲン市政府は2005年に温室効果ガス排出削減計画をスタートした。

▼モナコ

モナコは南フランスの地中海に面した公国で、ニースから15km東のリビエラ(沿岸部)に位置する。モナコは世界で人口密度が最も高く、平均寿命も89.6歳と世界一。百万・億万長者が多く、豊かな財政も国民が良質な医療保険サービスを受けられる理由だ。モナコ大公・アルベール2世は行政カーボン・オフセット計画、省エネ・環境保護自動車の普及推進を含むクリーンな環境保護プロジェクト政策を進めている。(提供/人民網日本語版・翻訳/HT・編集/武藤)

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