中国の映像メディア、梨視頻の28日付報道によると、新型コロナウイルスのパンデミックの中、イタリアでは、口元の部分が透明なマスクを選択する人が増えているという。相手の笑顔や表情が見えるため、コミュニケーションが取りやすくなるからだ。

このマスクはもともと、イタリアのある企業が、聴覚障害者のために開発したもの。

梨視頻が中国SNSの微博（ウェイボー）で、中国のネットユーザーに、このマスクを購入したいかを尋ねたところ、「いいアイデア。聴覚障害者にやさしい設計。でも私はやはり不透明なのを買いたい」「マスクをするのは、一に感染予防、二に顔を隠すため」「マスクを手放せなくなってしまった。自分の表情やメークを気にしなくて済むから」「息苦しそうに見えるけど、快適性は？」などの声が上がっていた。（翻訳・編集/柳川）