「愛国歌手」と賞賛の声も、「台湾国旗」騒動をチャン・シュエンが語る―台湾

Record China    2013年12月27日(金) 19時17分

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26日、台湾の女性歌手チャン・シュエンが、先月のライブで勃発した台湾の国旗を巡るトラブルについて語った。

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2013年12月26日、台湾の女性歌手チャン・シュエン(張懸)が、先月のライブで勃発した台湾の国旗を巡るトラブルについて語った。聯合報が伝えた。

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台湾のシンガー・ソングライターのチャン・シュエンは先月2日、イギリスでソロライブを開催。この時、ステージ上で客席から渡された台湾国旗を広げたが、中国籍の観客からブーイングが起こった。これが中国および台湾のインターネット上で話題になり、論争を巻き起こした。今月開催予定だった北京コンサートも延期が発表されている。

26日、来年2月に開催予定の台北コンサートの発表会見に出席。今回のトラブルについて、「私は被害者でも加害者でもない。歌手と観客の間には権力関係もない」と語った。ネット上では台湾のユーザーから「愛国歌手」と称賛されているが、「そういうレッテルを貼られるのは好きじゃない。でも、無理に否定したり、またはレッテルに沿った行動をすることもない」と、淡々と語っている。自身の台北コンサートで、もしファンが台湾国旗を掲げたら?の質問には、「今回のトラブルを、故意に引き伸ばそうとは誰も考えていないと思う。あれは偶発的なことだったから」と話している。

延期になった北京コンサートについては、新たに浮上した広東省でのコンサートと一緒に、現在は中国当局に開催申請中という。北京コンサートを延期したことについて、「私自身の問題じゃない。見に来てくれた人が、誰かからののしられたり、嫌な思いをさせられる可能性を防ぐため。観客には、ただ音楽を楽しんでほしいから」と説明している。(翻訳・編集/Mathilda

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