Record China 2020年6月2日(火) 10時20分
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ジャッキー・チェンを筆頭に、芸能界などから2605人が香港への国家安全法導入を支持する声明文を公表したが、同意していない人や故人も含まれ、信ぴょう性の低いものだと批判の声が高まっている。
ジャッキー・チェン(成龍)を筆頭に、芸能界および関連団体から2605人が香港への国家安全法導入を支持する声明文を公表したが、同意していない人や故人も含まれていることが分かり、信ぴょう性の低いものだと批判の声が高まっている。
中国の全国人民代表大会(全人代)は先月28日、香港での反体制活動や外国からの介入を阻止することのできる国家安全法の導入を決定。言論や表現の自由が圧迫される可能性も報じられる国家安全法だが、このほどジャッキー・チェンを筆頭に、芸能界や関連団体から2605人が連名で声明文を公表し、導入への支持を表明している。
しかし、リストに名前を連ねている人の中からここ数日、次々と抗議の声が上がっている。男性歌手でタレントのラム・チャン(蒋志光)は先月31日、フェイスブック上で「この声明文にサインをした覚えはない。同姓同名の他人に違いない」とコメントして支持を否定。元キャスターのシャロン・チュン(張寶華)も同様に否定しており、ピアニストのジャクリーン・リー(李巧霊)は支持していないどころか、逆に不支持の立場にあることをフェイスブック上で表明している。
香港メディアによると、声明文のリストには昨年他界した粤劇の名優・陳汝騫の名前も含まれているとのこと。このためネット上では、「水増しがひどい」「勝手に名前を利用されている人は他にもいるはずだ」などと批判の声が上がり、リストの信ぴょう性を確認すべきとの声も大きくなっている。(Mathilda)
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