<2013年中国10大ニュース(3)>H7N9型鳥インフルの人への感染を確認、ヒト・ヒト感染も

Record China    2013年12月29日(日) 15時10分

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2013年に注目を集めたニュースを「中国10大ニュース」として振り返る。3件目は鳥インフルエンザ。

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2013年に注目を集めたニュースを「中国10大ニュース」として振り返る。3件目は鳥インフルエンザ。

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3月31日、中国政府はH7N9型鳥インフルエンザへの感染による死者が出たと発表した。発表によると、死亡したのは上海市在住の87歳と27歳の男性。87歳の男性は2月19日に発病し3月4日に死亡。27歳の男性は2月27日に発病し、3月10日死亡した。2人は検査の結果、H7N9型鳥インフルエンザに感染していることが判明した。また、安徽省在住の35歳の女性も感染が確認された。いずれのケースでも発熱、咳などの呼吸器系の症状が現れた後、深刻な肺炎と呼吸困難に発展している。

8月7日、中国の科学者がH7N9型鳥インフルエンザのウイルスが人から人へ感染したと見られる初めてのケースがあったと発表した。英医学誌BMJで発表されたこの研究によると、60歳の父と32歳の娘が相次いでH7N9型鳥インフルエンザに感染し死亡した。

父親は3月に感染し、5月に病院で死亡した。娘は父親を1週間看病していたが、その間、一切の防護措置をとっていなかったという。娘は鳥との接触がなかったが、H7N9型鳥インフルエンザに感染していた。研究によると、父親と娘が感染した鳥インフルエンザのDNAの型はほぼ一致したという。(編集/北田

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