中国の検察にバンダイがガンダムを贈呈し感謝=中国ネット「うらやましい」

Record China    2020年6月3日(水) 23時0分

拡大

2日、中国メディアによると、偽物の製造販売事件で公訴した検察にバンダイがガンダムを贈呈し感謝を表した。写真は贈呈されたMetal Build ガンダム アストレイ レッドフレーム改の模型。

2020年6月2日、中国メディアのVista看天下によると、偽物の製造販売事件で公訴した検察にバンダイがガンダムを贈呈し感謝を表した。

記事によると、事件の被告人らは16年からバンダイが発売しているマーベルやドラゴンボールなどのS.H.Figuartsや、ONE PIECE のP.O.P(Portrait.Of.Pirates)などの登録商品を違法に製造・販売し、2000万元(約3億円)以上を稼いでいたという。

この件について上海市の黄浦区検察院はこのほど、22人の被告人をそれぞれ登録商標の偽造罪および登録商標を偽造した製品を販売した罪で公訴した。最終的に被告人らは違法に得た200万元(約3000万円)を権利者へ支払うことで合意に達したという。

これを受け、被害企業であるバンダイは黄浦区検察院の賀衛(ホー・ウェイ)検察院長と面会して謝意を伝え、Metal Build ガンダム アストレイ レッドフレーム改の模型を贈呈した。

中国のネットユーザーからは「また模型を送ったのか」「前回公安局がもらった金色の方が良かったな」「公安局に1個、検察院にも1個。あとは裁判所だけだな」などのコメントが寄せられた。バンダイは昨年、偽物製造グループの摘発に感謝して、上海警察に限定版の金色のユニコーンガンダムの模型を送っている。

ほかにも、「うらやましい」「ちょっとねたましい」というユーザーや、「こんなあからさまに贈り物を受け取っていいのか?。限定版なら遠回しに遠慮すべきだろう」との意見もあった。(翻訳・編集/山中)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携