飼い犬へのICチップ装着が義務化に―山東省済南市

Record China    2007年5月20日(日) 10時40分

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2007年5月1日、山東省済南市で飼い犬の管理に関する条例が施行され、飼い犬の登録やICチップの装着などが義務づけられた。写真は登録した犬に配られるナンバープレート。

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2007年5月1日、山東省済南市で飼い犬の管理に関する条例が施行され、飼い犬の登録やICチップの装着などが義務づけられた。

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ICチップは1.2cmで米粒ほどの大きさ。犬の左耳に埋め込まれる。チップには狂犬病予防接種を受けた日や外見的特徴などが登録され、ICチップの識別番号と飼い主の名前、住所、電話番号などのリストが作られ管理される。

登録した犬にはナンバープレートが配られ、外出時にはナンバープレートとリードをつけることが義務づけられた。また、気性の荒い犬は飼うのが禁じられている。登録費は小型犬は初年度400元(約6000円)、翌年度以降200元(約3000円)、中・大型犬は倍額となっている。

中国では近年、ペットブームなどもあり、犬を飼う人が急増している。しかし無許可で飼っている人も多く、狂犬病による死亡者や犬に襲われる事故などが急増しており、深刻な問題となっている。そのため、各地でICチップの導入や無許可犬の取締りなどの強化が進んでいる。(翻訳/編集・藤野)

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