2013年12月28日、韓国メディアによると、今年韓国を訪れた1200万人目の外国人観光客は中国人だった。台湾・中央通訊社が伝えた。

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1200万人目の観光客は、27日14時15分ごろに北京から済州島に到着。韓国文化体育観光部の趙顕宰（チョ・ヒョンジェ）次長が記念品を贈呈した。この幸運な観光客は、「10年にもソウルを訪れたことがあり、評判を聞いて2回目の韓国旅行は済州島に決めたが、自分が1200万人目の外国人観光客になるとは思ってもみなかったので、とても嬉しい」と述べた。

趙次長によれば、韓国を訪れる外国人観光客のうち、済州島を訪れる観光客の割合は5年前に比べ12％増加し、全体の20％を占めるまでになったという。また、韓国は三方が海に面しており、北朝鮮とも接しているため、飛行機か船でしか出入国できないにもかかわらず、観光客が1000万人を突破するということは、韓国が観光市場として強い競争力を有していることを表すと指摘した。

韓国を訪れる外国人観光客の数は、1978年に100万人を突破し、00年と12年に相次いで500万人、1000万人を突破している。北朝鮮の挑発、日本円の円安、中国の「旅遊法」発布という韓国旅行業界に不利な要素があったものの、1〜11月までの外国人観光客は昨年同時期より9％増加している。また、中国人観光客の数も53％増加して延べ405万人となり、初めて日本人観光客を抜き、外国人観光客の36％を占めて首位となった。年末までに韓国を訪れる外国人観光客は延べ1210万人に上るとみられている。（翻訳・編集/中原）