不動産バブルは政府の腐敗が原因―重慶市

Record China    2007年5月20日(日) 21時26分

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2007年5月18日夜、重慶市南坪区国際会議センターで、著名な経済学者である香港中文大学・郎咸平(ラン・シエンピン)教授の講演会が開かれた。教授は中国の不動産バブルは政府の腐敗が原因だと断言した。

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2007年5月18日夜、重慶市南坪区国際会議センターで、著名な経済学者である香港中文大学・郎咸平(ラン・シエンピン)教授の講演会が開かれた。

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収容人数1000人の国際会議センターには多くの人が詰めかけ、立錐の余地がないほど。郎教授はまず「中国の不動産価格高騰の原因は何だと思いますか?」と聴衆に問いかけた。不動産業者が暴利をむさぼっているから?政府による地価の釣り上げ?それとも投機マネーの流入?郎教授はこれらは表面的な減少に過ぎず、根本的な問題は政府の腐敗だと指摘した。不動産開発業では、土地と資金の確保が最も重要な問題となる。この2つの問題をクリアするためには、多くの政府機関の批准が必要となる。権力の関与の余地が大きければ大きいほど腐敗は起こりやすい。そのため不動産開発は最も腐敗が起こりやすい分野だという。

腐敗により高騰した不動産市場に買い手が絶えない理由として、投機マネーの存在を挙げた。現在中国には過剰な流動資金が存在し、投資機会を狙っているという。これらのマネーは一度投入されれば、必ずバブルを引き起こすと郎教授は断言し、現在の不動産市場と株式市場を例に挙げた。

もう自宅を買ったから、不動産バブルはもう関係ないと思っている人がいるかもしれないが、バブルの影響は全ての人々に及ぶと教授は述べた。たとえば、食用油の値段が上がったこと。これはバブルと密接に関わっているという。多くの資金が不動産市場・証券市場へ集中したため、他業種の資金が不足。これを解決するために政府は通貨発行量を増加しインフレへとつながったのだという。バブルは崩壊する前から、バブルで利益を得ていない、全国の一般市民に代償を強いていると郎教授は語った。(翻訳/編集・KT)

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