2013年12月28日、台湾・中央社は記事「楊潔チー：安倍首相は誤りを正さなければならない」を掲載した。

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28日、中国本土の外交のトップ、楊潔●（ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり）国務委員は安倍晋三首相の靖国神社参拝についてコメントした。中国外交部ウェブサイトが掲載した。その概要は以下のとおり。

靖国神社には第二次世界大戦のA級戦犯が祭られており、参拝は歴史の正義と人類の良識を踏みにじる愚行だ。靖国神社問題の本質は日本が軍国主義による侵略と植民地統治の歴史を認識し反省できるかという点にある。安倍首相が総理として参拝したからには単なる内政問題や個人的問題として片付けることはできない。日本の指導者が国連憲章の理念と原則を遵守できるのか、平和的発展の道を歩めるのかが問われている。

安倍首相の行動は各国人民、そして日本人民の根本的利益を損なう危険な行為である。また「中国人民を侮るべからず」と言っておきたい。安倍首相は具体的行動で過ちがもたらした負の影響を解消するべきだ。さもなくばアジアの隣国と国際社会の信用を失い、歴史の舞台で失敗者となるであろう。（翻訳・編集/KT）