Record China 2020年6月15日(月) 9時40分
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12日、深セン晩報は、広東省深セン市の教育当局が市内の学校に対して「生徒、教員は常時マスクを着用しなくてよい」との通達を出したことを報じた。写真は深セン。
2020年6月12日、深セン晩報によると、広東省深セン市の教育当局が市内の学校に対して「生徒、教員は常時マスクを着用しなくてよい」との通達を出した。
記事によると、同市の学校に通う子どもを持つ保護者から12日「校内でマスクを着用する必要はないが、使い捨ての医療用マスクを携帯するようにとの通知が学校からあった」との情報が寄せられた。その後同市内の複数の学校に確認したところ「同市教育局から関連の通知を受け取った」と回答があったという。
同市教育局の責任者は「確かに先日、市内各区の教育当局や各種学校に対し、国務院から通達された『公衆の合理的なマスク着用の手引き(改訂版)および夏季空調運用管理と使用の手引き(改訂版)に関する通知』を履行するよう要求する通知を出した」とした。
11日に当局から「通知」を受けたという同市の福田実験教育集団僑香学校の校長はその内容について「新型肺炎の感染低リスク地域において、小中学校(中国の中学校には、日本の高校も含む)では清掃員、食堂スタッフ、警備員などを除く、生徒、教職員は校内でマスクを着用しなくてよい。ただし、使い捨ての医療用マスク、外科用マスクを必ず携帯すること。また、発熱、咳がある者は外科用マスクあるいはKN95/N95以上の性能を持つ防護マスクを着用すること」と説明したという。
この「通知」の適用範囲はあくまで学校内であり、校外のその他地域は範囲に含まれないという。
記事によると、学校からの通知を受け取った保護者から「子どもがまだ小さいので、長時間マスクをしていて呼吸に支障が出るのではないかと心配だった」「遊んでいるときに手でマスクをいじることで、かえって心配だった」「ますます暑くなり、子どももマスク着用が不快になる。学校がしっかり感染予防措置を取ってくれさえすれば、安心だ」など、措置に対する賛成の声が寄せられている。
また、学校関係者は「マスクを完全にしなくていい、ということではなく、合理的に着用しましょうという話」とし、人が密集するような場合には随時マスクを着用させる方針であることを説明したという。(翻訳・編集/川尻)
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