CRI online 2020年6月10日(水) 14時0分
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中国と欧州連合(EU)による第10ラウンドハイレベル戦略対話が9日、テレビ会議形式で開かれました。王毅国務委員兼外交部長とジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長が共同主催しました。 席上、王毅国務委員兼外交部長は、「中国とEUは外交関係...
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中国と欧州連合(EU)による第10ラウンドハイレベル戦略対話が9日、テレビ会議形式で開かれました。王毅国務委員兼外交部長とジョセップ・ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長が共同主催しました。
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席上、王毅国務委員兼外交部長は、「中国とEUは外交関係樹立45年来、各分野で実り豊かな成果をあげた。中国とEUの間には、競争よりも協力が、食い違いよりも共通認識が多い。双方は平等な対話で相互信頼を増進させ、互恵協力によってウィンウィンを実現させるべきだ」と指摘しました。
そのうえで、「双方は長期的な戦略的なパートナーである。中国は断固として中国の特色ある社会主義の道を歩んでいくが、自国の制度や発展モデルを外国に押し付けるつもりはない」と述べました。
さらに、「百年に一度の大変革を前に、双方は外交関係樹立45周年を新たな歴史的起点として、『アフターコロナ時代』の中国・EU関係を推し進めていくべきだ。双方のハイレベル往来をさらに推し進め、中国‐EUサミット、中国‐EU首脳会合の開催に向けて準備作業を進め、中国・EU関係が牽引的な役割を果たすよう力強いパワーを注いでいく」と指摘しました。
これに対して、ジョセップ・ボレル上級代表兼欧州委員会副委員長は、「EUは中国人民が選んだ発展の道を尊重し、中国が国際問題で果たす重要な役割を重視している。EUは、中国と共にEU-中国サミット、EU-中国首脳会合が積極的な成果が得られるよう推し進めていく」と述べました。
ボレル上級代表兼欧州委員会副委員長はまた、「EUは中国と共に、グローバル的な挑戦に対応して、世界の平和や繁栄を促進していく」と強調しました。
王毅氏は対話の中で、中国政府が香港問題における原則や立場を説明しました。双方はまた、核拡散防止やイランの核問題、朝鮮半島情勢、アフガニスタン、シリア、リビア、中東の和平プロセスなど共に関心を寄せた課題をめぐり、突っ込んだ意見交換をしました。(提供/CRI)
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