環球網 2020年8月2日(日) 19時30分
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中国のオンラインショッピングサービス利用者数が前年比で1億人増加した。
中国商務部の高峰報道官は30日に開かれたオンライン定例記者会見で、今年上半期、中国の電子商取引は新型コロナウイルス感染症対策の実施中に物資供給を保障し、業務再開のサポートや消費回復の推進などにおいて重要な役割を果たしたと紹介した。中国の1~6月のオンライン小売業の販売額は5兆1500億元に達し、前年比で7.3%増加した。成長率は4カ月連続で上昇し、6月の増加幅は18.6%に達した。人民網が伝えた。
上半期において、オンライン小売業は消費市場の安定維持に貢献した。市場規模の持続的な増加により、その役割はさらに顕著となる。中国の1~6月の実物商品のオンライン小売販売額は4兆3500億元に達し、前年比で14.3%増加し、同時期の社会消費品小売販売総額の25.2%を占め、前年比で5.6%増加した。また、全国のオンラインショッピングサービス利用者数は前年比で1億人増加し、主要オンライン小売プラットフォームの店舗数は前年比で3.8%増加した。
「Eコマースフェスティバル+消費券」などの販売促進方式は消費の回復を推進し、商務部および関連部署が共同開催した第二2回「双品オンラインショッピング祭り」は、同期の全国オンライン小売販売額を4300億元も伸ばし、中でも実物商品の売り上げは前年比で33.3%増加した。
ライブコマースが電子商取引の発展をけん引する新たなエンジンとなった。商務ビッグデータの観測によると、上半期においてライブ配信は1000万回を超え、活躍中の配信者は40万人に上り、視聴人数は500億人を超え、販売商品数は2000万以上だった。
農村部の電子商取引は積極的に貧困脱却と村の振興に力を入れた。商務ビッグデータの観測によると、上半期に全国の農村のオンライン小売販売額は7668億5000万元に達し、前年比で5%増加した。うち、実物商品のオンライン小売販売額は6999億元で、前年比で7.3%増加した。全国の832の国家級貧困県のオンライン小売販売額は684億8000万元で、前年比で13.3%増加し、全国の農村のオンライン小売販売額の増加スピードより8.3%も速かった。全国の農産品のオンライン小売販売額は1937億7000万元に達し、前年比39.7%増加した。
高峰報道官は「下半期、感染症対策の常態化という背景において、生産と生活が徐々に回復するにつれ、全国のオンライン小売市場は依然として速い増加スピードを保つと予測できる。また、継続的に『非接触型』経済の優位性を発揮し、消費の促進、対外貿易の安定維持、就職の拡大、人々に利益をもたらすことなどにおいてさらなる役割を果たす」と表明した。(提供/環球網・編集/孫ソウ)
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