Record China 2014年1月4日(土) 12時6分
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2日、中国・安徽省の動物園では、見物客がペットボトルや火のついたタバコを動物に投げつけるケースが後を絶たず、動物園側はその対応に困り果てている。
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2014年1月2日、中国安徽省合肥市にある動物園では、見物客がペットボトルや火のついたタバコを動物に投げつけるケースが後を絶たず、動物園側はその対応に困り果てている。新安晩報が伝えた。
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元旦で賑わう合肥野生動物園では、入場券を求める客の長い列ができていた。人気のホワイトタイガーの外柵の周りには大勢の人だかり。見物客は絶好のシャッターチャンスを求めて、トラの気を引こうと大声を出す。それに反応していて疲れたのか、1頭のトラが内柵の側に座り込んだ。すると中年男性が外柵を乗り越え、内柵の外から手を伸ばしてトラのお尻を触った。トラが振り返って男性を見た瞬間、男性は持っていた火のついたタバコをトラに投げつけた。「あぶない!」という周囲の声に、仲間が男性を外柵まで引きずり出した。
かわいいチンパンジーも心ない見物客の餌食になっている。持っているパンや果物を柵の中に投げ込む見物客が多く、なかにはわざとチンパンジーを怒らせようとペットボトルを投げつける者も。動物園の管理担当者は「『エサを与えないで下さい』『柵に近づかないで下さい』という立札や看板を設置しているにもかかわらず、これを無視する客が多すぎる。彼らは動物たちとの写真を撮るためなら何でもするんだ」と説明。「見かけたらすぐに注意するのだが、客が多いとお手上げだ」と嘆いている。(翻訳・編集/本郷)
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