EU「中国は偽情報の宣伝に関与」、中国反論「われわれは被害者」

Record China    2020年6月11日(木) 14時0分

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11日、観察者網は、EUが新型コロナウイルスに関連して中国を非難したことに対する中国駐EU使節団の反論を紹介する記事を掲載した。写真はEU本部。

2020年6月11日、中国メディアの観察者網によると、欧州連合(EU)が新型コロナウイルスに関連して中国を非難したことに対して、中国駐EU使節団が「われわれは被害者だ」と反論した。

記事によると、EUが新型コロナウイルスをめぐる偽情報についての報告書を発表し、中国がこの宣伝に関与して自らの影響力を拡大しているとした。これに対し、中国駐EU使節団は「EUが今日発表した偽情報についての報告書に中国も注目している。まず指摘すべきこととして、中国は一貫して偽情報のでっち上げと拡散に反対しており、いかなる人や機構によるこのような行為にも反対している。中国は偽情報の被害者である」と回答した。

その上で、「中国とEUは制度上の競争相手ではなく、全面的な戦略パートナーである」「現状において、偽情報の流布や相互非難はウイルスとの闘いにおける国際協力に寄与するものとはならない。国際社会は共同で偽情報に抵抗し、心を合わせて協力して、世界の公衆衛生安全を共同で守る必要がある」などと語った。

さらに、「EUの文書は選択的に中国に言及しているが、意図的な反中や非科学的な偽情報については無視している。EUは客観的かつ公正な立場で、科学的かつ理性的に関係する問題を扱うべきだ」と主張している。(翻訳・編集/山中)

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