Record China 2014年1月6日(月) 19時10分
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2日、中国の月探査機「嫦娥5号」は4年後に打ち上げ、月面サンプル回収を計画している。写真は13年12月、月面着陸に成功した無人月探査機「嫦娥3号」。
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2014年1月2日、嫦娥3号探査機システム副総指揮兼副総設計者、上海航天技術研究院研究員の張玉花(ジャン・ユーホア)氏はこのほど、「嫦娥5号は2017−2018年に時期を見計らい打ち上げられる予定で、月面から2キログラムのサンプルを回収することになる」と明らかにした。月面の物質を収集し、梱包するのは中国にとって初めての試みだ。嫦娥5号は上昇モジュール・着陸モジュール・軌道モジュール・帰還モジュールによって構成される。科技日報が伝えた。
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世界の月探査の歩みを振り返ると、月探査は「探査」、「上陸」、「滞在」の3段階に分かれる。中国の月探査第1期が成功に終わり、第2期の嫦娥3号もすでに成功を収めており、嫦娥4号のプロジェクトを実施中だ。張氏は、「第3期は現在、開発段階にある。嫦娥3号・4号と比べ、嫦娥5号は難度が高い。月面で2キロのサンプルを収集し、さらに月面からの離陸、月軌道上のドッキングを実現しなければならない。これらの技術は将来的に困難な課題となる。嫦娥5号は現在開発中で、2020年までに月からサンプルを回収する予定だ」と説明した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)
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