Record China 2014年1月7日(火) 6時40分
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2日、米デジタルメディア・Quartzは「中国はなぜ世界を管理できないのか」と題した記事を掲載した。写真は兵馬俑。
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2014年1月2日、米デジタルメディア・Quartzは「中国はなぜ世界を管理できないのか」と題した記事を掲載した。環球時報が4日付で伝えた。以下はその概要。
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簡潔に言えば、中国は歴史上、世界文明の一翼を担ったが、経済や軍事面で非凡な実力を有したのはごくわずかな期間にすぎないのだ。中国はなぜ長期間、卓越した地位を保持できなかったのか。中国を強大にさせたその「サイズ」こそが、中国に根本的な弱点を与えることになってしまったのだ。
安史の乱から太平天国の乱に至るまで、中国では反乱が繰り返し起こり、人々の生活や経済は大きく破壊されてきた。また外国の侵略も招いた。
中国ではなぜこうした大規模な反乱が発生するのか。それは中国が大きいからだ。大国ゆえの多様性から意見の一致は難しい。地域間で資源争いも起きている。人口の多さに比べ、天然資源は著しく不足している。食料や水源の不足は深刻だ。
中国のこの「不可思議な」大きさには他の弱点もある。古代中国は外敵に悩まされてきた。現代においても、周辺には強国が多く存在し、そうした周辺国と中国の関係は常に順調さを欠く状態にある。
中国にとって幸運なのは、現代は通信・交通面で科学技術が発達し、防衛や国内統治がかつての歴史上のどの時期よりも容易になっていることだ。
中国の現在の弱さの原因は過去と同様だ。その巨大さと、コントロールしにくいその規模が、中国が世界をリードする国になるのを不可能にしている。このことは、中国のGDP規模が米国を追い抜いたとしても、世界の覇者たる地位は短期間のものでしかないことを意味している。(翻訳・編集/NY)
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