Record China 2014年1月6日(月) 22時40分
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5日、香港・中国評論通訊社は、日中問題に詳しい米ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授が日本メディアに寄稿した文章を掲載した。写真は中国の反日行為。
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2014年1月5日、香港・中国評論通訊社は、日中問題に詳しい米ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授が日本メディアに寄稿した文章を掲載した。以下はその概要。
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日本と中国の関係は「氷点」に達している。現在ほど両国関係の改善が求められる時期はかつてない。
両国が相争う怒りの源は歴史問題だ。日本は戦争発動に対する改悛(かいしゅん)の意を表明する一方で、自国の歴史に対する自尊心強化に努めている。中国の指導者は日本で軍国主義が再燃するのを本心から懸念している。しかし日本政府は、侵略の歴史を国民に客観的かつ詳細に説明していない。多くの中国人が恐れるのは、日本の若者がそうした歴史を十分に理解せず、軍国主義の覆轍(ふくてつ)を踏むことになることだ。首相の靖国参拝といった中国側が挑発と捉える行為を日本は避けるべきだ。
中国に対しては、テレビや映画、書籍などで日本に敵意を抱かせる部分を減らすよう提案したい。日本が戦後、平和的発展に注力してきたこと、さらには1978年から中国の改革開放を援助してきたことを国民に幅広く伝えるべきだ。
尖閣諸島をめぐる争いについては、日中両国の代表は、対抗意識を捨て、将来のある時期において平和的な方法で紛争を解決できるような案を模索すべきだ。日本側の代表は主流政党でなければならない。度重なる政権交代で平和的解決に向けた交流が中断されないためにも。(翻訳・編集/NY)
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