Record China 2007年5月21日(月) 17時58分
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参考書の山に埋もれる受験生たち。希望の大学までの道のりは遠い!?
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2007年5月14日、1999年から2006年までの「全国高等院校招生統一考試」(略して「高考」。日本の大学受験にあたる)に関する第1回調査の結果が報告された。
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その調査結果によると、高考の各省成績総合トップの男女比率はほぼ同じだが、科目別に見ると、理系のトップは男子、文系では女子がトップになる比率が高い。また、高考再チャレンジのいわゆる浪人生がトップになるケースも見られた。***
トップになった学生たちの間で、最も志望率が高かったのは北京大学で、2位は清華大学。専門別に見ても、文科系では北京大学が全体の80%を占め、圧倒的な人気を誇る。しかし理数系では、総合2位の清華大学が全体の約58%と、総合1位の北京大学を上回っている。ここ数年では、香港の大学を希望する学生も増えており、香港科技大学は第4位に急上昇している。
また、最も人気の高かった専攻学科は「経済管理類専科」で、全体の約33.5%を占めた。次に「数理化基礎類専科」が多く、全体の約17%である。特徴的なのは、トップ生のほとんどが、今はやりの学科を選ぶ傾向があり、経済管理、生命科学、コンピューターなどの専攻科目に人気が集中していること。反対に、建築、医学、精密機器など、現代中国の発展を支えてきたとされる伝統的な専攻科目は、閑古鳥が鳴いている状態である。(翻訳/編集・BA)
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