大卒の初任給調査、IT企業の活況を反映―浙江省

Record China    2007年5月21日(月) 14時21分

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2007年5月21日、浙江大学が昨年度卒業生に対して行ったアンケート調査が公表された。一番の高給取りはコンピュータ学科の卒業生、教育学部が最も低かった。写真は求人を貼り出す掲示板。

2007年5月21日、浙江大学が昨年度卒業生9000人に対して行った追跡調査が公表された。就職後半年間の状況についてアンケート用紙を送付したところ、1560人から回答が寄せられた。

まず学科別の平均初任給について、一番の高給取りはコンピュータ学科の卒業生で、学卒が3716元(約5万6000円)、特に院卒は6158元(約9万3000円)とIT関連企業の好況ぶりを反映する結果となった。逆に最も低かったのは教育学部の卒業生で、2000元(約3万円)だった。

給料の男女格差については、公務員ではほとんど差がなかったが、外資系や私営企業では学卒・院卒ともに男性が女性より多い傾向にあり、平均で学卒は520元(約7800円)、院卒では826元(約1万2400円)の差があった。

また学歴による給料の差をみると、学卒平均給与が2732元(約4万1000円)、修士が3721元(約5万5800円)、博士が3765元(約5万6500円)だった。院卒だからといって飛びぬけて多いわけでもない理由のひとつに、院卒生の就職先の多くが研究所で、一般企業ほど給料が高くないためとみられている。(翻訳編集・WF)

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