北京の16日のコロナ新規感染者31人、市全域の団地で厳格な封鎖式管理―中国

人民網日本語版    2020年6月17日(水) 18時40分

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16日0時から24時にかけて、中国で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は44人で、うち輸入症例が11人、国内症例が33人(北京市31人、河北省1人、浙江省1人)となっている。写真は新発地市場。

6月16日0時から24時にかけて、31省(自治区、直轄市)と新疆生産建設兵団で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は44人で、うち輸入症例が11人(甘粛省10人、四川省1人)、国内症例が33人(北京市31人、河北省1人、浙江省1人)となっている。また、新たな死者は0人だった。

このうち北京市では、6月16日0時から24時にかけて新たに確認された感染者が31人、感染が疑われている人が3人、無症状感染者が6人となった。6月16日24時の時点で、同市の感染者数は累計557人、退院した人は累計411人、治療中患者は137人、死者は累計9人。また、医学的観察を受けている無症状感染者は12人となっている。新たに確認された感染者のうち、東城区が3人、西城区が1人、海淀区が3人、豊台区が19人、大興区が5人となっている。

6月11日以来、北京市では連日新型コロナウイルス感染者が確認されている。6月11日から16日の6日間で、北京市における新規感染者を日ごとに見ると、11日に1人、12日に6人、13日に36人、14日に36人、15日に27人、16日に31人で、すでに累計137人となっている。

北京市委員会「すべての住宅団地に対し厳格な封鎖式管理を全面的に実施」

北京市委員会常務委員会は16日、会議を開き、次の点を要求した。すべての新発地卸売市場との濃厚接触者・関係者に対し全面的な一斉検査、PCR検査、自宅観察を実施する。すべての農産品市場、レストラン、食堂など重点箇所に対し全面的な防疫検査、施設の消毒、PCR検査を実施する。すべての住宅団地に対し厳格な封鎖式管理を全面的に実施し、重点エリアと重点対象者に対し全面的にPCR検査を実施し、その検査範囲を拡大する。各種医療衛生機関や学校、高齢者ケア機関、地下鉄などの予防・抑制レベルを全面的に引き上げ、重点対象者が北京を離れることを禁止する措置を全面的に実施し、感染の市内での拡散と市外への拡散を断固として抑制する。同時に、外部からの流入防止対策を引き続き力を緩めることなく継続し、国外からの輸入症例を防ぐための各任務・措置を厳格に実行しなければならない。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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