日本との“甲午”世論戦は「絶対に負けられない戦い」―中国紙

Record China    2014年1月7日(火) 16時46分

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7日、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は社説で、日本と中国の間で繰り広げられている「世論戦」がエスカレートしていると伝えた。写真は靖国神社。

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2014年1月7日、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は社説で、日本と中国の間で繰り広げられている「世論戦」がエスカレートしていると伝えた。

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中国の劉暁明(リウ・シャオミン)駐英大使と日本の林景一駐英大使はそれぞれ、英紙デイリー・テレグラフに寄稿し、相手国を人気小説『ハリー・ポッター』に登場する悪の首魁ヴォルデモート卿になぞらえて中傷合戦を繰り広げている。

社説では、今年が甲午(きのえうま)に当たることを受け、「新しい甲午戦争(日本名:日清戦争)が起きるとは限らないが、日中間の“世論甲午戦”は実際に始まっている」とした上で、「その勝敗は両国の戦略的得失に重大な関わりがある」と指摘した。

また、世論戦が激化した原因は安倍晋三首相の靖国神社参拝にあるとも指摘。世界各地から怒りの声が上がり「日本は世論戦の序盤戦に敗れた」とした一方で、日本が西側諸国の同情や好感を呼ぶような世論戦における技術的優位性を備えているため「巻き返し」を甘く見てはいけないと警鐘を鳴らした。

社説ではまた、「正義は中国にある。日本側の愚かな誤りにより、日本を攻撃する機会が与えられた」とした上で、「絶対に負けられない」世論戦に勝利するため、社会全体が精神を奮い立たせ、意気盛んに、さまざまな力を結集すべきだと主張した。(翻訳・編集/NY)

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