Record China 2014年1月8日(水) 1時38分
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5日、中国の海軍力が2013年に大幅に増強し、いずれ日本をも上回る見通しだと、香港メディアが報じている。写真は中国海軍。
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2014年1月5日、中国紙・参考消息(電子版)によると、中国の海軍力が2013年に大幅に増強し、いずれ日本をも上回る見通しだと、香港メディアが報じている。
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中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は就任後、人民解放軍の増強を指示した。とりわけ2009年に米メディアに「全面的に日本に劣る」とまで酷評された海軍の装備改善を図り、戦闘艦や空母、原子力潜水艦などの軍備を優先的に増強。海外の軍事専門家からも注目され、先端兵器開発で中国は先進国と肩を並べるほどになっている。
そうした中、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「周辺諸国との関係や海外における利益維持の必要性から、中国は2013年に海軍を優先的に発展させた」と報じている。中国海軍は2013年に少なくとも052D型駆逐艦1隻、052C型駆逐艦2隻、054A型護衛艦6隻、056型護衛艦18隻が進水または配備され、さらに駆逐艦と護衛艦が数隻建造中だという。
米ウォール・ストリート・ジャーナルが以前報道したところによると、日本の海上自衛隊は大型艦艇の数と性能、対潜能力で中国を引き離しており、特に対潜能力は米国に次ぐ位置にあるとされているが、中国の対潜戦闘力は整備が始まったばかりではあるものの、中国海軍の増強ペースは日本を上回る勢いがある。
海軍の増強は中国の国防戦略の方向性を示しているとみられており、米国防総省の報告書は中国がすでにアジア最大規模の海軍を擁していると指摘している。中国海軍には主要戦闘艦が79隻あるほか、潜水艦は55隻を超え、水陸両用の中大型艦は55隻、小型弾道ミサイル艦はおよそ85隻もある。ロンドン大学の専門家は、作戦行動能力の面では日本の海上自衛隊が現時点では優位にあるが、中国海軍は着実に成長しており、いずれは海上自衛隊を上回るとしている。(翻訳・編集/岡田)
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