仙台市のパンダ誘致、足踏み=「今いるパンダも引き上げよ」「魯迅先生の顔に免じて」―中国版ツイッター

Record China    2014年1月7日(火) 21時50分

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7日、環球網は「パンダを中国から仙台市に誘致する計画が足踏みを続けている」と報じた日本メディアの記事を掲載した。安倍首相の靖国神社参拝直後ということもあり、中国版ツイッターでは反対意見が多数を占めているが、中には肯定的コメントも。資料写真。

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2014年1月7日、環球網は「東日本大震災の復興シンボルとして、ジャイアントパンダを中国から仙台市に誘致する計画が足踏みを続けている」と報じた日本メディアの記事を掲載した。

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報道によると、誘致のきっかけは2011年9月、仙台市の奥山恵美子市長が中国政府にパンダ貸与を要望したこと。同12月、当時の野田佳彦首相と中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が会談し、中国が貸与することで合意。JR仙台駅から南西約3.5キロの八木山動物公園ではパンダ舎のデザインまで決まり、子どもたちも心待ちにするが、尖閣問題などで交渉がストップ、実現は見えないという。

仙台市は13年度予算に誘致事業費として約1870万円を計上したが、「交渉が進展しない以上、意味がない」として、14年度は予算化を見送る方針を決めた。一方で、誘致を断念するつもりはないとしている。

このニュースに対し、「中国版ツイッター」と呼ばれる短文投稿サイトやニュースサイトのコメント欄には、さまざまな声が寄せられている。安倍晋三首相の靖国神社参拝直後ということもあり反対意見が多数を占めているが、中には肯定的コメントも見られた。以下は代表的なコメント。

「新しく貸し出すなんてもってのほか。いま日本にいるパンダたちも引き上げさせるべきだ」

「パンダが見たいなら中国に来ればいいさ」

「パンダは平和の象徴。日本にはふさわしくない」

「安倍首相自ら、パンダを受け取りに中国へ出向くべきだ」

「支持率が高いらしいから、安倍首相の写真でも何枚か飾って見せたらいいよ」

「仙台の子どもたちが一日も早くパンダに会えるといいね」

「民間交流は政治と無関係。貸し出して大国の度量を示すべきだ」

「安倍首相のメンツを立てるのは嫌だけど、仙台は魯迅先生が学んだ場所だから、先生の顔に免じて貸してあげるのがいいよ」(翻訳・編集/NY)

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