性を売り、消費をあおるだけの韓流を卒業しよう!外国人教授の提言―韓国紙

Record China    2014年1月9日(木) 12時21分

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7日、韓国紙・中央日報中国語版は、慶熙大学校国際大学のエマニュエル・パストリッチ副教授のコラム「韓流の危機とチャンス」を掲載した。今の韓流文化は性と消費文化に頼る一時的なはやりだと痛烈に批判している。資料写真。

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2014年1月7日、韓国紙・中央日報中国語版は、慶熙大学校国際大学のエマニュエル・パストリッチ副教授のコラム「韓流の危機とチャンス」を掲載した。

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韓国の人気歌手PSYの代表曲「江南スタイル」はYouTubeでの再生回数が10億回を超えた。そのクリエイティビティの証左とも言える数字で、韓国人にとっては自慢に違いない。しかし次作「Gentleman」のミュージックビデオを見て、韓流は正しい道を歩んでいないと感じた。

今、韓流に求められているのはスピードでも品質でもない。方向性である。どれほど活力があろうとも、正しい倫理を伝えられなければ韓流文化は世界に正しいメッセージを伝えることはできないだろう。

反面教師とするべきは17世紀の満州族かもしれない。満州族の清朝は中国を占領し、辮髪(べんぱつ)などの満州族の文化は中国に大いに広まった。しかし、今や誰も満州族の文化など知らず、それどころか満州人自身が自らのアイデンティティーを失うほどの状況だ。

韓流も同じだ。正しい方向で倫理的メッセージを打ち出さなければ容易に滅んでしまう。PSYは確かに世界的な人気を得たが、そこで描かれているのは単なる消費文化と女性への侮辱に過ぎない。そんなメッセージで時代の政治指導者が育つだろうか?社会や平和に貢献しようとする人材が育つだろうか?韓国の伝統文化、米一粒を惜しむ「もったいない精神」を忘れた韓流文化に何ができるのだろうか?

我々は商業的な性と消費の文化を超越しなければならない。創造してみよう。化粧をやめ、公益と環境保護のために献身する、もう一つの「少女時代」の姿を。韓流によってもたらされたインスピレーションで「我こそはケニアの世宗大王だ」と高らかに叫ぶアフリカの青年の姿を。韓国文化が秘める普遍性が広まってこそ、本物の韓流なのだ。(翻訳・編集/KT)

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