人民網日本語版 2020年6月18日(木) 18時0分
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17日、北京市は新型コロナウイルス肺炎予防・抑制についての記者会見を開いた。写真は新発地市場。
17日午後、北京市は新型コロナウイルス肺炎予防・抑制についての記者会見を開いた。北京市疾病予防管理センターの龐星火(パン・シンフオ)副主任はこのところの感染状況を分析し、「現在、北京市の感染状況は依然として増加期にある。新発地卸売市場が北京市最大の農業副産物市場であり、物流が広範にわたり、人が密集し、ウイルス拡散リスクが高く、抑制が比較的難しいことを踏まえると、発病者数が今後も一定期間にわたって増え続ける可能性は排除できない」と述べた。人民網が伝えた。
初歩的な見通しでは今回の感染状況はヒトによる伝播か物品環境汚染による感染によって誘発されたと考えられている。現在の感染者は普通の症状と軽症の人がほとんどで、感染者全体の95%を占めている。
初期の感染者がいずれも同市場と疫学的関連があることと、発病時期の流行曲線を考え合わせると、今回の感染状況は早期のうちに発見されたと推測され、現在北京市の感染状況は依然として増加期にあると考えられている。
■北京で必ず検査を受ける必要がある6つのケース
北京新型コロナウイルス肺炎予防・抑制指導グループ検疫検査グループの副グループ長である張強(ジャン・チアン)氏は、PCR検査の関連状況について説明した際、北京市ではすでに35万6000人に対し新型コロナウイルスのPCR検査を実施したと述べた。
張氏によると、北京では次の6つのケースに当てはまる人に対し検査を行う。
(1)新発地卸売市場など感染者が確認された市場やコミュニティーの関係者
(2)北京市中・高リスク街道(エリア)、郷鎮の住民
(3)北京市の医療衛生機関従事者
(4)公共分野サービススタッフ
(5)すでに学校に戻っている生徒・学生及び教職員
(6)重点エリアコミュニティーの予防・抑制の第一線にいるスタッフ
(提供/人民網日本語版・編集/AK)
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