北京を離れる人を厳格に管理、空港では搭乗時「7日以内PCR検査陰性証明」が必要に

人民網日本語版    2020年6月21日(日) 10時10分

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北京の空港では搭乗時「7日以内PCR検査陰性証明」が必要になった。

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18日午前、北京市は新型コロナウイルス感染予防・抑制についての第124回定例記者会見を開いた。会見では、北京市政府関連当局の関係責任者が北京市の感染予防・抑制に関する状況について報告を行い、記者の質問に回答した。

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北京を離れる人を厳格に管理するが、都市封鎖ではない

このところ、北京が「都市封鎖」されるという噂が広まっている。これについて北京市公安局の潘緒宏(パン・ジュウホン)副局長は、「北京を離れる人を厳格に管理するが、それは都市封鎖を意味するわけではなく、感染リスクのある人に対するターゲットを絞った管理・コントロールだ」と述べた。

以下の3つのケースに当てはまる人は北京を離れることを禁止

潘副局長によると、緊急対応レベル2級の対策措置に基づき、北京を離れることを禁止する措置は、主に次の3つのケースに当てはまる人を対象とする。

1.北京市で確認された感染者、感染が疑われる人、濃厚接触者、無症状感染者、発熱症状がある人。

2.5月30日以降に新発地卸売市場に出入りした人や、市場関係者と濃厚接触した人。

3.中・高リスクエリアの住民。

潘副局長は、北京市にいるその他の人も原則的に不必要な状況で北京を離れないよう呼びかけている。どうしても北京を離れる必要がある場合は、7日以内のPCR検査の陰性証明が必要となる。

北京の二大空港、搭乗する旅客は3つの条件を満たす必要あり

民用航空と鉄道の関連当局は、北京を離れる人に対し搭乗・乗車前に体温の測定とPCR検査陰性証明の確認を行う。6月16日24時より前に北京発の航空券や鉄道乗車券を購入済みの旅客は、無料で搭乗・乗車便の変更やキャンセルの手続きを行うことができる。

北京市の新型コロナウイルス感染予防・抑制の関連要求に基づき、6月18日から、北京市の2つの空港(首都空港と北京大興国際空港)で、北京を離れる人に対する健康コードとPCR検査証明の確認作業を実施する。

首都国際空港と大興国際空港では、18日から、北京を離れる全ての旅客は以下の3つの条件を満たさなければならない。

1.目的地政府の予防・抑制要求を満たすこと。

2.健康状態を示すコード「北京健康宝」が「異常なし」であること。

3.「7日以内PCR検査陰性証明」を所持していること。(提供/人民網日本語版・編集/AK)

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